Legal Term
構成要件とは|犯罪類型と違法性・責任の関係
読み方:こうせいようけん
構成要件は、刑罰法規が予定する犯罪の類型です。誰が、どのような対象に何をし、どの結果を生じさせたか等を整理し、違法性や責任の検討へつなげます。
更新日: 2026年10月23日
定義
構成要件の検討では、主体、行為、対象、結果、因果関係等、犯罪ごとに必要な要素を条文から取り出します。どの犯罪も同じ項目を同じ形で必要とするわけではなく、結果犯や身分犯等の構造の違いに注意します。 故意や目的などの主観的な要素も、犯罪類型に応じて問題となります。客観的に結果が生じたことから、行為者の認識まで自動的に認めることはできません。事実をそれぞれの要素に対応させて検討します。 構成要件に該当しても、正当防衛等により違法性が阻却され、又は責任の問題から処罰されない場合があります。犯罪の種類を特定する段階と、正当化や非難可能性を判断する段階を区別します。
試験での使い方
まず問題となる犯罪と条文を挙げ、事実を要素ごとに当てはめます。例えば結果とのつながりを論じるなら、どの行為とどの結果かを明示します。その後の正当防衛等を、最初から要件の不存在と混ぜずに整理します。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月23日