Legal Term
消滅時効とは|時間の経過と権利の消滅
読み方:しょうめつじこう
消滅時効は、権利を行使しない状態が法律で定める期間続くことなどを理由として、その権利の消滅が問題となる制度です。債権の一般的な期間は民法166条が定めますが、権利の種類による特則があります。起算点、完成猶予・更新、援用を分けて確認する必要があります。
更新日: 2026年10月28日
定義
消滅時効は、権利を行使しない状態が法律で定める期間続くことなどを理由として、その権利の消滅が問題となる制度です。債権の一般的な期間は民法166条が定めますが、権利の種類による特則があります。起算点、完成猶予・更新、援用を分けて確認する必要があります。 【具体例】 AがBに返還を求められる貸金を長く請求せずにいた場合、いつから権利を行使できたか、権利を行使できることを知ったか、途中で請求や承認があったかを時系列で確認します。最後に誰が援用したかも問題になります。 【近い概念との違い】 取得時効は一定の占有等を基礎に権利の取得を考える制度です。公訴時効は刑事訴追に関する別の制度であり、民法の期間をそのまま使いません。また、時効期間の経過と裁判所による援用なしの適用を同一視しないようにします。
試験での使い方
請求する権利と適用法を特定し、基準となる日、経過期間、完成を妨げる事情、援用を順に検討します。法改正前の債権には経過措置の確認が必要です。期間だけ暗記して当てはめず、どの時点の法律が適用されるかまで確認します。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月28日