Legal Term
債権とは|特定の相手に給付を求める権利
読み方:さいけん
債権は、特定の相手方に対し、金銭の支払いや物の引渡しなど一定の給付を求める権利です。契約だけでなく不法行為等によっても発生します。権利を持つ側を債権者、その給付をすべき側を債務者といい、一つの契約の当事者がそれぞれ両方の立場に立つこともあります。
更新日: 2026年10月28日
定義
債権は、特定の相手方に対し、金銭の支払いや物の引渡しなど一定の給付を求める権利です。契約だけでなく不法行為等によっても発生します。権利を持つ側を債権者、その給付をすべき側を債務者といい、一つの契約の当事者がそれぞれ両方の立場に立つこともあります。 【具体例】 売買契約では、売主Aは代金支払請求権を持つ一方、目的物を引き渡す債務を負います。買主Bも、目的物の引渡しを求める債権と代金を支払う債務を持ちます。お金を貸した場合だけを債権と呼ぶのではありません。 【近い概念との違い】 物権は物に対する直接的な支配を中心に考える権利で、債権とは性質が異なります。ただし、不動産賃貸借など第三者への主張に特別の規律がある場合もあり、「債権は常に当事者以外に一切関係しない」と断定しないことが大切です。
試験での使い方
誰が誰に何を求める権利か、その発生原因と要件を明らかにします。そのうえで、弁済・相殺・時効などの消滅原因、履行拒絶を認める抗弁、譲渡や第三者との関係を検討すると、事例を権利関係に置き換えて考えられます。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月28日