Legal Term
口頭弁論とは|判決の基礎を当事者が示す手続
読み方:こうとうべんろん
口頭弁論は、当事者が事実・法律上の主張と証拠を裁判所に示し、審判に必要な資料を形成する手続です。準備書面を出すこと、証人を尋問することとはそれぞれ役割が異なります。
更新日: 2026年10月24日
定義
口頭弁論は、当事者が裁判所の審理において攻撃防御方法を提出する中心的な手続です。民訴法87条は原則として口頭弁論に基づいて裁判を行うことを定めます。裁判所と当事者が雑談のように話すことではなく、請求と争点に沿って主張・証拠を手続へ提出する場です。 準備書面は当事者の主張等を整理して相手方と裁判所へ事前に示すために使います。書面の提出だけで何が訴訟資料となるか、期日でどのように陳述・擬制陳述されるかは条文と手続の経過を確認します。証人尋問は証拠調べの一種であり、当事者の主張そのものとは異なります。 口頭弁論の終結は、判決の基礎となる資料の提出段階に区切りをつけます。時機に後れた主張、訴えの変更、終結後の再開等を検討するときには、いつ何が行われたかを時系列に記録すると混乱を防げます。
試験での使い方
答案では書面提出、期日での主張、証拠調べ、弁論終結を一つの出来事にまとめないようにします。主張の有無、自白の成立、訴え変更の時期が争点なら、それぞれの手続時点を明示して条文を当てはめます。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月24日