Legal Term
物権とは|物を直接支配する権利
読み方:ぶっけん
物権は、物を直接支配することを内容とする権利で、所有権、抵当権、地上権などがあります。民法175条は、法律に定めるもの以外の物権を創設できないとしています。所有権のように広い支配を認めるものと、利用や担保という限られた目的のものを区別して理解します。
更新日: 2026年10月28日
定義
物権は、物を直接支配することを内容とする権利で、所有権、抵当権、地上権などがあります。民法175条は、法律に定めるもの以外の物権を創設できないとしています。所有権のように広い支配を認めるものと、利用や担保という限られた目的のものを区別して理解します。 【具体例】 土地を所有するAと、その土地に抵当権を持つBがいる場合、Bは土地を自由に使用できる所有者ではありません。何の物に、どの種類の権利があり、どこまでの支配が認められるかを分けて整理します。 【近い概念との違い】 債権は原則として特定の相手に給付を求める権利です。また、不動産の物権変動では、当事者間の効果と第三者への対抗要件は別の問題です。「物権を取得した」と「登記を備えた」を同じ意味で使わないようにします。
試験での使い方
目的物、権利の種類、取得原因を特定し、相手方にどの請求をするかを考えます。第三者がいる場合は対抗関係や公示を確認します。物権的請求権や担保物権の具体的な要件は関連論点に進み、物権という分類だけで結論を決めないことが重要です。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月28日