Legal Term
法律上の利益とは|行政訴訟の原告適格との関係
読み方:ほうりつじょうのりえき
取消訴訟の法律上の利益は、処分の取消しを求める資格や必要性を判断するための概念です。行政事件訴訟法9条では、誰のどの利益が法令により保護されるかが問題になります。
更新日: 2026年10月22日
定義
取消訴訟の法律上の利益は、処分の取消しを求める資格や必要性を判断するための概念です。行政事件訴訟法9条では、誰のどの利益が法令により保護されるかが問題になります。 第三者の原告適格では、根拠法令等がその人の利益を公益と併せて個別的に保護する趣旨を持つかを検討します。損害を感じている、地域の問題に関心があるという事実だけでは結論は出ません。 同じ9条1項でも、処分の効果がなくなった後に取消しによって回復すべき利益があるかは、狭義の訴えの利益の問題です。用語が共通でも、問いを分けると混乱しにくくなります。
試験での使い方
答案では、まず原告が主張する生命・身体・生活環境等の利益を具体化します。その利益を守る法令の趣旨と、原告がその保護範囲に入る事実を示します。抽象的な公益だけを記載して原告適格を肯定しないことが重要です。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月22日
順番に学ぶ
論点・条文・判例を、つまずきやすい箇所を確かめながら読み進めます。