Legal Term
意思表示とは|法律上の効果を生じさせる意思の表明
読み方:いしひょうじ
意思表示は、一定の法律上の効果を生じさせようとする意思を外部に示すことをいう民法上の概念です。契約の申込みや承諾、取消し、解除などで問題になります。表示の内容、相手方への到達、内心との不一致や判断過程の問題を分けることが、法律行為を理解する出発点です。
更新日: 2026年10月28日
定義
意思表示は、一定の法律上の効果を生じさせようとする意思を外部に示すことをいう民法上の概念です。契約の申込みや承諾、取消し、解除などで問題になります。表示の内容、相手方への到達、内心との不一致や判断過程の問題を分けることが、法律行為を理解する出発点です。 【具体例】 AがBに「この時計を1万円で売ります」と伝える場合、その言動が何を内容とする申込みと解釈されるかが問題になります。Aが頭の中だけで売ろうと考えた段階とは区別されます。 【近い概念との違い】 意思能力は法律行為の結果を判断する能力であり、意思表示そのものではありません。また、表示と真意が違う場合でも直ちにすべて無効になるのではなく、心裡留保、虚偽表示、錯誤などの規律に応じた検討が必要です。
試験での使い方
いつ、誰から誰に、何を内容とする表示がされたかを特定します。その後、到達の有無や意思表示の効力を検討します。詐欺などの原因、取消しの意思表示、取消し後の効果もそれぞれ別の時点の問題として整理します。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月28日