Legal Term
議決権とは|持株数と投票できる数の関係
読み方:ぎけつけん
議決権は株主総会で決議に参加する権利です。原則となる一株一議決権に加え、単元株式、自己株式、議決権制限株式等を確認し、保有株数と投票数が常に同じではないことを押さえます。
更新日: 2026年10月24日
定義
会社法308条は原則として一株につき一個の議決権を認め、単元株式数を定める場合等には別の規律があります。自己株式については会社自身に議決権がなく、種類株式による議決権制限や、一定の相互保有関係の制限等も確認します。株を持つことと、特定議案について投票できることを分けて読みます。 決議要件では、議決権を行使できる株主の議決権、出席した株主の議決権、賛成票など、どの数を分母・分子にするかが重要です。会社法309条の普通決議・特別決議を、単に過半数や3分の2という数字だけで覚えないようにします。基準日に誰が株主かを確定する124条との関係もあります。 例えば自己株式を含む発行済株式総数から機械的に過半数を計算すると、決議要件を誤ることがあります。議案ごとの議決権制限や、代理行使・書面又は電磁的方法による行使についても、採用する制度と条文に沿って整理します。
試験での使い方
株主総会の設問では、初めに各株主の行使可能な議決権数を表にし、その後に出席要件と賛成要件を計算します。発行済株式総数、議決権総数、出席議決権数を別々に置くことで、数字の当てはめの誤りを防ぎます。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月24日