Legal Term
裁決とは|審査請求について行政庁がする判断
読み方:さいけつ
裁決は、行政不服審査の手続で審査請求に対してされる判断です。審査請求が適法か、処分等が違法・不当かといった審理を踏まえ、却下、棄却、取消し等の結論が問題になります。裁判所による判決とは異なり、行政上の不服申立てに対する判断である点が基本です。
更新日: 2026年10月28日
定義
裁決は、行政不服審査の手続で審査請求に対してされる判断です。審査請求が適法か、処分等が違法・不当かといった審理を踏まえ、却下、棄却、取消し等の結論が問題になります。裁判所による判決とは異なり、行政上の不服申立てに対する判断である点が基本です。 【具体例】 許可を拒否されたAが審査請求をしたとき、審査庁がその請求を退ける場合でも、手続要件を欠く却下と、理由がないとする棄却では意味が異なります。結論の名称と、何を理由にした判断かを対応させます。 【近い概念との違い】 原処分は最初に争いの対象となった処分で、裁決は審査請求に対する判断です。原処分の違法と裁決固有の違法を区別する原処分主義にも関わります。取消訴訟で何を争うかは、裁決があったというだけでは決まりません。
試験での使い方
不服申立ての対象、裁決の内容、訴えで争う違法事由を分けて確認します。行政不服審査法45条以下と行政事件訴訟法10条2項など、審査と司法救済の双方を読む入口となる用語です。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月28日