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Legal Term

未遂とは|実行に着手したが犯罪が完成しなかった場合

読み方:みすい

未遂は、犯罪の実行に着手したものの、その犯罪が完成しなかった場合です。刑法43条が未遂による刑の減軽等を定め、44条は未遂を罰する場合を各本条で定めるとしています。準備段階から犯罪の実行へ移ったかと、既遂に達したかを分けて検討します。

更新日: 2026年10月28日

定義

未遂は、犯罪の実行に着手したものの、その犯罪が完成しなかった場合です。刑法43条が未遂による刑の減軽等を定め、44条は未遂を罰する場合を各本条で定めるとしています。準備段階から犯罪の実行へ移ったかと、既遂に達したかを分けて検討します。 【具体例】 Aが人を殺そうとして攻撃したが死亡に至らなかった場合、殺人未遂が問題になります。ただし、道具を買っただけの段階と実際の攻撃では違いがあり、どの時点で実行に着手したかを具体的に見ます。 【近い概念との違い】 既遂は犯罪が完成したこと、予備はその前の準備に関わる分類です。未遂の処罰規定がない犯罪もあります。中止未遂は自己の意思による中止などが問題となり、結果が出なかったというだけで常に同じ扱いにはなりません。

試験での使い方

対象犯罪の既遂要件を示し、行為の進行を時系列で追って実行着手を判断します。その後、未完成の理由、中止の有無、処罰規定を確認します。故意・不能犯・中止犯の論点を、未遂という結論の中に埋め込まないことが大切です。

根拠条文・参考資料

資料の確認日:2026年10月28日