Legal Term
保釈とは|起訴後の勾留を残して身体拘束を解く
読み方:ほしゃく
保釈の基本的な意味と、起訴前の釈放・勾留取消しとの違いを説明します。保証金と条件、権利保釈・裁量保釈の学習へつなげます。
更新日: 2026年10月28日
定義
保釈は、勾留されている被告人について、勾留の効力を残しながら身体拘束を解く制度です。起訴前の被疑者には保釈制度はなく、起訴前の釈放をそのまま保釈と呼ぶことはできません。裁判所が保証金額を定め、住居の制限その他の適当な条件を付すことができ、原則として保証金納付後に執行されます。 保証金は有罪となった罰として納める金銭ではありません。また、保釈は無罪が決まったことを意味しません。請求があれば原則として許す権利保釈と、危険や不利益等を考慮する裁量保釈を区別します。勾留の理由又は必要がなくなったために勾留そのものを取り消す制度とも、判断の出発点が違います。
試験での使い方
まず起訴前か後か、次に勾留取消しと保釈のどちらを問題にするかを確かめます。確認問題:保証金を納付すれば起訴前でも当然に保釈されるか。解答:されません。起訴前には保釈制度が適用されず、保釈には裁判所の判断などの条件が必要です。
根拠条文・参考資料
資料の確認日:2026年10月28日