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予備試験で最初にやるべき教材|初学者が失敗しない選び方【2026年版】

予備試験を独学で始める初学者向けに、最初にやるべき教材の種類、選び方、避けるべき教材選定、短答・論文へのつなげ方を解説します。

公開日: 2026年5月7日更新日: 2026年5月7日
予備試験で最初にやるべき教材|初学者が失敗しない選び方【2026年版】

予備試験で最初にやるべき教材|初学者が失敗しない選び方【2026年版】

予備試験を始めるとき、最初に教材選びで迷う人は多いです。

しかし、初学者が最初にやるべきことは、「一番詳しい教材」を選ぶことではありません。

最初に必要なのは、法律学習の全体像をつかみ、短答・論文・条文・判例がどうつながるかを理解できる教材です。

この記事では、予備試験初学者が最初に選ぶべき教材の種類と、失敗しない使い方を解説します。


この記事の結論

初学者が最初に用意すべき教材は、次の5つです。

  1. 入門書または入門講義

  2. 条文

  3. 短答過去問または肢別問題集

  4. 論文過去問

  5. ミスログ用ノート

    最初から大量の基本書、判例集、演習書を買う必要はありません。

    教材は増やすより、つなげて使うことが重要です。


最初に教材選びで失敗する理由

初学者が教材選びで失敗する理由は、次の通りです。

  • 難しい基本書から始める

  • 複数の教材を同時に買いすぎる

  • 評判だけで選ぶ

  • 短答教材と論文教材がつながっていない

  • 条文を使わない

  • 途中で教材を何度も変える

  • 教材を読むことが目的になる

    予備試験の教材は、読むためではなく、試験で使える状態にするために使います。


教材1:入門書または入門講義

最初に必要なのは、入門教材です。

目的は、詳細な論点を覚えることではありません。

入門教材の目的

  • 法律用語に慣れる

  • 科目の全体像を知る

  • 条文の読み方を知る

  • 判例の位置づけを知る

  • 短答と論文の違いを知る

    入門教材は、薄くて全体像が分かるものを選んでください。

    最初から分厚い基本書に入ると、全体像が見えないまま細部に埋もれます。

入門教材の使い方

1周目:止まらず読む
2周目:重要語句に印をつける
3周目:短答・論文問題と照合する

入門段階では、分からない箇所を完全に理解しようとしないでください。後で問題演習を通じて理解が深まります。


教材2:条文

予備試験では、条文を使う力が重要です。

短答でも論文でも、条文の文言、要件、効果を押さえる必要があります。

条文で見るべきこと

  • 要件

  • 効果

  • 主語

  • 例外

  • 手続

  • 期間

  • 他条文との関係

    法律学習では、解説を読んで分かったつもりになりがちです。

    しかし、本試験で使うのは条文です。

条文の使い方

短答で間違えたら、必ず条文に戻ります。

論文で論点を見つけたら、根拠条文を確認します。

問題を解く
  ↓
間違える
  ↓
解説を読む
  ↓
条文に戻る
  ↓
ミスログに書く

この流れを習慣化してください。


教材3:短答過去問・肢別問題集

短答教材は、知識の穴を見つけるために使います。

最初から高得点を取る必要はありません。

短答教材の目的

  • 頻出条文を知る

  • 判例知識を確認する

  • ひっかけ表現に慣れる

  • 苦手分野を可視化する

  • 記憶を定着させる

    短答問題は、解いた後が重要です。

    正解したかどうかだけでなく、なぜ正しいのか、なぜ誤りなのかを確認してください。

肢別問題集の使い方

肢別問題集は、反復に向いています。

ただし、機械的に何周もするだけでは不十分です。

周回

目的

1周目

知らない知識を発見

2周目

間違えた肢を重点復習

3周目

理由を言えるか確認

4周目以降

スピードと精度を上げる


教材4:論文過去問

初学者でも、論文過去問は早めに見てください。

最初から答案を書けなくても構いません。

重要なのは、予備試験が何を聞いているかを知ることです。

論文過去問で見るべきこと

  • 問題文の長さ

  • 設問の聞き方

  • 事実の使い方

  • 論点の出し方

  • 答案の構造

  • 時間内に処理すべき量

    論文過去問を後回しにすると、短答知識が論文で使えない状態になりやすいです。

初学者向けの使い方

1回目:問題文を読むだけ
2回目:設問を分解する
3回目:論点を探す
4回目:答案構成を作る
5回目:短い答案を書く

いきなりフル答案を書かなくて構いません。最初は答案構成だけで十分です。


教材5:ミスログ用ノート

独学者に必須なのが、ミスログです。

ミスログとは、自分の間違いを記録して、次に同じミスをしないための管理表です。

ミスログの項目

項目

内容

日付

間違えた日

科目

憲法・民法など

問題

問題番号やテーマ

ミス

何を間違えたか

原因

知識不足、読み違い、時間不足など

対策

条文確認、再演習、論証修正

次回復習

3日後、1週間後など

ミスログは、合格までの学習OSです。

教材を増やすより、ミスログで既存教材を使い切る方が効果的です。


最初に買わなくてよい教材

初学者が最初から買わなくてよい教材もあります。

  • 分厚い専門書

  • 複数の基本書

  • 難問中心の演習書

  • 実務家向けの詳細書

  • 何冊もの判例集

  • 目的が重複する教材

    もちろん、これらが不要という意味ではありません。

    最初に買う必要がないという意味です。

    基礎ができてから必要に応じて追加してください。


教材選びの基準

教材を選ぶときは、次の基準で判断してください。

基準

確認ポイント

レベル

初学者が読めるか

網羅性

試験範囲の全体像が分かるか

接続性

短答・論文につながるか

反復性

何度も使えるか

更新性

法改正や試験制度に対応しているか

相性

自分が継続して使えるか

教材は、評判が良いものではなく、自分が使い切れるものを選ぶべきです。


2026年以降に注意すべき教材選び

令和8年から、予備試験の論文式試験のみCBT方式が導入されます。

そのため、論文教材を選ぶときは、紙答案だけでなく、PC入力で練習できる環境も意識してください。

追加で必要なもの

  • PC入力用の答案テンプレート

  • 時間制限付きの入力練習

  • 見出しを付ける練習

  • 誤字・変換ミスの確認

  • 答案構成から入力までの一連練習

    教材そのものだけでなく、使い方もCBTに合わせる必要があります。


最初の1か月の教材運用

1週目

  • 入門教材を読む

  • 試験制度を理解する

  • 条文を開く習慣を作る

2週目

  • 憲法・民法・刑法の入門を進める

  • 短答問題を少し解く

  • 間違いをミスログに書く

3週目

  • 短答と条文をつなげる

  • 論文過去問を読む

  • 答案の形を見る

4週目

  • 主要3科目の復習

  • 短答の弱点確認

  • 論文答案構成を1問試す


まとめ

予備試験で最初にやるべき教材は、次の5つです。

  1. 入門書または入門講義

  2. 条文

  3. 短答過去問または肢別問題集

  4. 論文過去問

  5. ミスログ用ノート

    初学者は、教材を増やすより、教材同士をつなげて使うことが重要です。

入門教材で理解する
  ↓
条文で根拠を見る
  ↓
短答で確認する
  ↓
論文で使う
  ↓
ミスログで修正する

この流れを最初から作れば、独学でも迷いにくくなります。

よくある質問

予備試験の初学者は最初に何を買うべきですか?

入門書または入門講義、条文、短答過去問または肢別問題集、論文過去問、ミスログ用ノートを用意してください。

基本書は最初から必要ですか?

最初から分厚い基本書を精読する必要はありません。まずは入門教材で全体像をつかみ、必要に応じて基本書を参照する形が現実的です。

論文過去問はいつから使うべきですか?

初学者でも早めに見てください。最初は書けなくても、設問、事実、答案構成の型を知るだけで十分意味があります。


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参考情報・出典