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予備試験1年合格スケジュール|初学者が短期合格を狙う月別計画【2026年版】
予備試験の1年合格を目指すための月別スケジュールを解説。短答・論文・復習・過去問・CBT対策まで、初学者向けに現実的な計画を提示します。

予備試験1年合格スケジュール|初学者が短期合格を狙う月別計画【2026年版】
予備試験を1年で合格したい人は多いです。
ただし、初学者が1年合格を狙う場合、かなり高密度の学習が必要です。予備試験は短答、論文、口述の3段階で、令和7年の最終合格率は対短答受験者で3.64%でした。
そのため、1年計画は「余裕を持って基礎からやる計画」ではありません。
短答、論文、復習、過去問を早い段階から並行する短期集中型の計画です。
この記事の結論
1年合格を狙うなら、次の原則が必要です。
最初の3か月で主要3科目の基礎を終える
4か月目から論文答案構成を始める
6か月目までに全科目へ広げる
7か月目以降は過去問中心に切り替える
短答直前まで論文を完全停止しない
CBT方式を見据えてPC入力練習を入れる
1年合格が向いている人
1年合格計画が向いているのは、次のような人です。
法学部出身で基礎がある
司法試験・行政書士・公務員試験などで法律学習経験がある
平日3時間以上、休日6時間以上を確保できる
仕事や大学の予定を調整できる
早い段階から論文を書ける
添削や答案比較の環境を確保できる
完全初学者で、平日1時間しか取れない場合、1年合格計画はかなり厳しいです。その場合は2年計画を推奨します。
年間スケジュール全体像
月 | 目標 | 主な学習 |
|---|---|---|
1か月目 | 入門・全体像 | 試験制度、憲民刑入門、法律用語 |
2か月目 | 主要3科目 | 憲法・民法・刑法の基礎 |
3か月目 | 短答基礎 | 憲民刑の短答、条文確認 |
4か月目 | 論文開始 | 答案構成、論証、事例処理 |
5か月目 | 全科目展開 | 行政法、商法、民訴、刑訴 |
6か月目 | 実務基礎・選択 | 法律実務基礎、選択科目 |
7か月目 | 短答過去問 | 科目別弱点補強 |
8か月目 | 論文過去問 | 答案構成、フル答案 |
9か月目 | 短答・論文往復 | 過去問、ミスログ |
10か月目 | 本試験形式 | 時間制限演習 |
11か月目 | 直前調整 | 弱点潰し、CBT練習 |
12か月目 | 本番対応 | 体調管理、復習、戦略固定 |
1〜3か月目:主要3科目を最速で回す
最初の3か月でやるべきことは、憲法・民法・刑法の基礎です。
ここで完璧を目指す必要はありません。
目標は、短答問題と論文問題を見たときに、「どの分野の問題か」が分かる状態を作ることです。
やること
入門書または入門講義を1周
憲法・民法・刑法の全体像を整理
条文を引く習慣を作る
短答過去問を軽く解く
論文問題を読んで論点を眺める
やってはいけないこと
基本書を最初から精読し続ける
分からない論点で何日も止まる
論文を完全に後回しにする
教材を増やす
4〜6か月目:論文を開始し、全科目へ広げる
4か月目からは、論文答案構成を開始します。
この時点でフル答案を書けなくても問題ありません。重要なのは、問題文から論点を拾い、答案の骨子を作ることです。
論文答案構成の手順
設問を読む
↓
聞かれていることを特定
↓
当事者・時系列・権利関係を整理
↓
論点を出す
↓
規範を書く
↓
事実を評価する
↓
結論を書くこの時期に行政法、商法、民訴、刑訴、法律実務基礎にも広げます。
1年計画では、全科目の基礎を遅くとも6か月目までに一度は触る必要があります。
7〜9か月目:過去問中心に切り替える
7か月目以降は、過去問中心です。
短答は、解いた問題を正誤で終わらせず、ミス分類をします。
ミスの種類 | 対応 |
|---|---|
条文知識不足 | 条文に戻る |
判例知識不足 | 判例要旨を確認 |
読み違い | 問題文の条件に印をつける |
ひっかけ | 肢の表現を記録 |
時間不足 | 解く順番を固定 |
論文は、答案構成、フル答案、自己添削を回します。
論文の復習項目
論点を落としていないか
規範が長すぎないか
事実を拾えているか
あてはめが評価になっているか
結論が設問に答えているか
10〜12か月目:本試験形式へ移行する
最後の3か月は、新しい教材を増やす時期ではありません。
本試験形式で、時間内に処理する練習をします。
やること
短答を本番時間で解く
論文を時間制限で構成する
重要論証を短く再現する
ミスログを毎週更新する
CBTを想定してPC入力で答案を書く
体調と睡眠を固定する
令和8年から予備試験の論文式試験のみCBT方式が導入されるため、キーボード入力の練習も直前期に入れる必要があります。
週間スケジュール例
平日3時間モデル
時間帯 | 内容 |
|---|---|
朝30分 | 条文・論証の再現 |
夜90分 | 短答または論文演習 |
夜60分 | 復習・ミスログ |
休日8時間モデル
時間帯 | 内容 |
|---|---|
午前3時間 | 論文答案構成・フル答案 |
午後3時間 | 短答過去問・肢別 |
夜2時間 | 復習・条文・弱点補強 |
1年合格計画の失敗パターン
1年計画でよくある失敗は次の通りです。
最初の半年をインプットだけで使う
論文を書き始めるのが遅い
短答の正答率だけを追う
復習時間を確保しない
教材を何度も変える
直前期に新しい講座を始める
短期合格を狙うほど、復習と演習の比率を上げる必要があります。
まとめ
予備試験の1年合格は不可能ではありませんが、初学者にはかなり厳しい計画です。
成功可能性を上げるには、次の順番を守ってください。
主要3科目を早く回す
4か月目から論文構成を始める
6か月目までに全科目へ広げる
7か月目以降は過去問中心
直前期はミスログと時間配分
CBT入力練習も入れる
1年計画では、完璧主義が最大の敵です。
完璧に理解してから進むのではなく、演習しながら弱点を発見して修正する形で進めてください。
よくある質問
初学者が予備試験に1年で合格するのは現実的ですか?
可能性はありますが、かなり高難度です。平日3時間以上、休日6〜8時間程度を継続し、早期に論文対策へ入る必要があります。
1年計画で最初にやる科目は何ですか?
憲法・民法・刑法を優先してください。主要3科目は短答・論文の両方で基礎になります。
1年合格を狙う場合、予備校は必要ですか?
必須ではありませんが、初学者が短期合格を狙う場合、学習順序や論文添削のために外部リソースを使う価値は高いです。
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